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FAはレディングが2部リーグのThe Barclays Women’s Championshipを脱退し、来シーズンは5部リーグに参加することを承認しました。
中国人オーナーが所有するレディングは数ヶ月にわたって財政的な不安を抱えていて、女子チームを救うために行われた買収提案も上手くいきませんでした。そのため、レディングはFAに5部リーグの参加を申請し、FAがそれを承認しました。
選手、スタッフやファンはこのニュースに打ちひしがれています。2022/23シーズンはWSLでプレイし、2019/20年シーズンに5位でフィニッシュしていたクラブにとっては急速な崩壊を意味します。
イングランドの女子サッカーの規定ではリーグから撤退した場合は少なくとも2つ下のカテゴリーから再参加できることになっていて、空きがあったのは5部リーグにあたるサザン・リージョン・フットボールリーグでした。
レディングは
「リーグの参加要件が改定された結果更なる資金の注入が必要になったが、これらの要件が女子サッカーの急激な成長に沿ったものであり、投資に対するリターンが少なくとも5年間は期待できないことは広く認識されている。残念ながらクラブの現在の財務状況を考えるとオーナーからの多大な資金提供なしには実現不可能である。
5部への降格がクラブに関わるすべての人にとって大きな失望となることを理解しています。 しかし、この解決策はクラブに女子サッカー部門を運営し続ける機会を与えるものです」
と声明を発表しています。
FAとthe Women’s Professional Gameは、この移行期間中にレディングと引き続き協力し、選手とスタッフがプレーし続け、働き続けることができるよう支援に注力します。これには、クラブの決定によって影響を受けるレディングのアカデミーの選手とスタッフの支援も含まれます。
来季のウィメンズ・チャンピオンシップは11チームで行い、3部に降格するのは2チームから1チームになります。
FA and Women’s Professional Game statement on Reading FC Women
CLUB STATEMENT | READING FC WOMEN
ウェストハムがマッケンジー・アーノルド(Mackenzie Arnold)、清水梨紗、林穂之香、ハワ・シソコ(Hawa Cissoko)、エマ・スナール(Emma Snerle)、アビー・リー・ストリンガー(Abbey-Leigh Stringer)、メル・フィリス(Mel Filis)の7人の選手の退団を発表しました。
清水梨紗さんはBBCが契約延長はしないで退団すると報じていたので既報通りでしたが、ゴールキーパーのマッカと林穂之香さんの退団は意外でした。
マッカ、清水梨紗さん、林穂之香さん、シソコはウェストハムの主力だったのでSNS等では驚きと共に来期は降格するだろうという書き込みが目立ちます。
We can confirm that Mackenzie Arnold, Hawa Cissoko, Honoka Hayashi, Risa Shimizu, Emma Snerle and Abbey-Leigh Stringer will leave the Club when their contracts expire on 30 June 2024.
— West Ham United Women (@westhamwomen) June 30, 2024
Everyone at the Club would like to thank them for their commitment in Claret & Blue and wish… pic.twitter.com/togi2c3NJH
マンチェスター・ユナイテッドがメアリー・アープス(Mary Earps)の退団を発表。
2019年に加入して125試合に出場。WSLにおける1シーズンでのクリーンシート記録と通算での最多クリーンシート記録を更新していました。
以下はインスタグラムから一部引用
「新たな挑戦の時が来ました。長い間考え抜いた末の決断で決して簡単に決めたわけではありません」
「クラブは転換期を迎えていて、残念ながらそれは私のキャリアのタイミングとは一致しません」
「ユナイテッドでプレイした5シーズンはとても誇りに思っているしさよならを言うのは悲しいけれど、いままでのサポートに心の底から感謝します」(マンチェスター・ユナイテッド公式)(インスタグラム)
Part of the United family, always 🧬
— Manchester United Women (@ManUtdWomen) June 29, 2024
We can't thank you enough for your service, Mary — best of luck with what's next ❤️#MUWomen
6月20日~6月28日の主な移籍・退団・契約情報。
エヴァ・パヨル(Ewa Pajor) | ヴォルフスブルク→バルセロナ |
エリー・ローバック (Ellie Roebuck) | マンチェスター・シティ→バルセロナ 2026年まで契約 |
リネス ビーレンステイン (Lineth Beerensteyn) | ユベントス→ヴォルフスブルク 2026年まで契約 |
シェイラ・ガルシア(Sheila García) | アトレティコ・マドリードを退団。レアル・マドリー? |
エバ・ナバロ(Eva Navarro) | アトレティコ・マドリードを退団。レアル・マドリー? |
ホセ・ルイス・サンチェス・ベラ(José Luis Sánchez Vera) | レバンテ監督→レアル・ソシエダ監督 |
ネレア・エイサギレ(Nerea Eizagirre) | レアル・ソシエダと2026年まで契約延長 |
サンドラ・パニョス(Sandra Paños) | バルセロナ→クラブ・アメリカ(Liga MX メキシコ) |
ロヘル・ラメサ(Roger Lamesa) | グラナダ監督→レバンテ監督 |
ソフィー・スババ(Sofie Svava) | レアル・マドリード→オリンピック・リヨン |
ケイシー・ストーニー(Casey Stoney) | サンディエゴ・ウェーブ監督を解任 |
ヴァレンティナ・ベルガマスキ(Valentina Bergamaschi) | ACミラン→ユベントス。2027年まで契約 |
アマンダ・ニルデン(Amanda Nildén) | 2024年1月ユベントスからトッテナムにローン移籍→トッテナムに完全移籍。2027年まで |
エマ・コイビスト(Emma Koivisto) | リバプール→ACミラン。2027年まで契約 |
ケンティ・ロブレス (Kenti Robles) | レアル・マドリード→パチューカ(Liga MX メキシコ) |
ルシア・ガルシア(Lucía García) | マンチェスター・ユナイテッド→モンテレイ(Liga MX メキシコ) |
イバナ・アンドレス(Ivana Andrés) | レアル・マドリード→インテル。2027年まで契約 |
ケイティー・ゼレム(Katie Zelem) | マンチェスター・ユナイテッドを退団 |
コソワレ・アスラニ(Kosovare Asllani) | ACミラン→ロンドンシティ・ライオネセス |
天野紗(あまの すず) | INAC神戸→ハンマルビー(スウェーデン) |
松窪真心(まつくぼ まなか) | マイナビ仙台レディース→ノースカロライナ・カレッジに完全移籍。2025年まで契約 |
イングランド代表DFルーシー・ブロンズ(Lucy Bronze)はバルセロナとの契約を更新せず退団することになりました。
バルセロナで70試合5ゴール。獲得したタイトルはチャンピオンズリーグ2回、リーガF2回、コパ・デ・ラ・レイナ1回、スペインスーパーカップ2回の7つです。(バルセロナ公式サイト)
𝑀𝑜𝑙𝑡𝑒𝑠 𝑔𝑟𝑎̀𝑐𝑖𝑒𝑠, 𝐿𝑢𝑐𝑦 🫶 pic.twitter.com/0p1JWQHgkp
— FC Barcelona Femení (@FCBfemeni) June 27, 2024