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Women's National League Northern Premier Divisionのウルバーハンプトン(ウルブス)女子チームの選手たちは、クラブがチャンピオンシップへの昇格申請を行っていなかったことを知り打ちひしがれているようです。
ウルブスは27日日曜日のWNLノーザンプレミアディビジョン(3部リーグ)最終節に勝利しましたがノッティンガム・フォレストに勝ち点3差の2位で最終節を終えチャンピオンシップ昇格は叶いませんでした。
試合後選手たちはチャンピオンシップの昇格申請を行っていなかったことを伝えられたようです。
ベス・メリック選手はこの状況に「馬鹿げている」と表現し、次のように語っています
「昇格を目指して戦ってきたのにクラブが一度も昇格申請を行っていなかったなんて。チーム全体がこのような形でシーズンを終えることになって本当に打ちのめされています。このことはクラブの野心のなさを雄弁に語っています。試合終了後にこの知らせを聞いてとても驚きました」
「選手・スタッフ・ファンはもっと良い扱いを受けるに値します。一生懸命努力したのに全く報われないなんて……。これはお金の問題ではないのです、誠実さと透明性の問題です」
日曜の夜、ロッカールームではスタッフや選手たちの間に衝撃が広がったとされており、多くの関係者が今後クラブに残るべきかどうかを真剣に考えている模様です。
リリー・シムキン選手は
「私たちは裏切られたと感じています。最終日にこのことを聞かされて、今までの全ての努力が水の泡になりました。私たちはもっと良い扱いを受けるべきです」
とSNSに投稿しました
月曜日にガーディアン紙が一連の質問をクラブに送りましたがウルブス側からの回答はありません。
The Guardian: Wolves players ‘devastated’ club did not apply for promotion to Championship
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アーセナル レネー・スレガース監督:
「とてもプレッシャーかかった試合で私たちがどれだけ落ち着いていたか。この試合でとても集中して仕事をこなしたのでとても嬉しいです」
「皆とてもハッピーなのでこの瞬間を楽しむ必要があります。ですが、増長せず次の準備をしなければなりません」
キム・リトル:
「(ファイナル進出について)この信じられないようなクラブにはとても重要です。私はチームが決勝戦で試合ができることにとても興奮しているし楽しみにしています。このチームを信じていたし皆がゲームプラン通りに実行しました」
「ファーストレグは結果は伴わなかったけど内容は良かった。今日はとても良かったし勝利に値すると思います」
リヨン ジョン・モンテムーロ監督(元アーセナル監督):
「我々は今日まで無敗だったが今日起こったことについては上手く説明できない。落ち着いて試合をすることができなかったし、優れたチームに負かされた」
バルセロナ ペレ・ロメウ監督:
「私はとても幸せです。今シーズンをとても楽しんでいます。私は彼女たちをコーチングするのが大好きです。このプレーオフが本当に楽しみだった」
パトリ・ギハロ:
「今年は色々批判されてきてとてもハードだった。監督も外部から批判されてきたけど、私たちは彼の仕事を常に信頼し続けてきました。そして、最終的には彼とわたしたちの力を証明することができました」
チェルシー ソニア・ボンパストル監督:
「最初の30分はとても良かったと思います。バルセロナとの大きな違いはどれだけ決定機を作ったかです。私たちは正確さに欠けていました。最初に私たちが得点していたらゲームは違った物になったと思います」
「クラブの野心から目をそらすつもりはありません。このクラブは信じられないほどのポテンシャルと目標を達成するための全てを持っています。今日起こったことは今までに無かったことなので、全員がとても悲しんでいるしフラストレーションが溜まっています」
先日エニオラ・アルコ氏がBBCラジオで「私はイアンと長年一緒に仕事をしてきたので彼が素晴らしい放送者であることは分かっています。でも、彼自身も自分が女子サッカー界でどれだけ多くのことをしているのかを考えるべきだと思います。イアン・ライト氏のような男性たちは女子サッカー界で得ている仕事の機会について自覚しなければならないし、女性解説者たちのキャリアの道を奪ってはならない」とイアン・ライト氏を非難しました。
しかし、彼女の発言は多くの反発を受けたためエニ・アルコ氏は先週の金曜日にSNS上で謝罪しました。
イアン・ライト氏はエニ・アルコ氏の発言に
「とても失望した。彼女を色々助けてきたし公の場でもどれだけ支えてきたのか彼女は分かっているはずです。彼女が今まで私や私のマネジメントとの会話も覚えています。だから、彼女がソーシャルメディア上での謝罪を私は受け入れることはできません。でも、そこから先に進めたいよ」
また、
「過去50年女子サッカーは男性たちに妨げられてきたかもしれないけど、時代が変わって皆が女子サッカーを助けている。私はサッカーから多くの物を受け取ったからサッカー界に多くの物を還元するつもりだよ」とSNS上でコメントしています。
The Guardian: Ian Wright rejects apology from Eni Aluko after punditry comments
アーセナルのレジェンド、イアン・ライト氏は、元チェルシー女子チームのフォワードとして活躍し現在は女子サッカーの解説者をしているエニオラ・アルコ氏に「男性がサッカー界の解説の仕事を支配して女性解説者の仕事をブロックしている」と非難されている件で話題になっていますが、当サイトでも取り上げた(2024/4/18)昨年4月にACLの治療費を捻出するためにクラウドファンディングを立ち上げたことがニュースになったケイリー・マクドナルド(Kayleigh McDonald)選手のリハビリ代を負担していることがテレグラフ紙によって明らかになりました。
イアン・ライト氏は4ヶ月間に渡って月に1700ポンド(約33万円)ものリハビリ代を支援していたようです。
「もしイアン・ライト氏が支援してくれなかったら今も手術の順番待ちをしていたでしょうね」とケイリー・マクドナルドはテレグラフに対して答えています
また、Xでは
「イアン・ライト氏がしてくれた、し続けてくれたことにすべてに対して永遠に感謝します。彼のサポートがなかったら6ヶ月分のリハビリ代を確保しなければならなかった。感謝の気持ちを表す言葉は十分ではない。女子サッカー界にあなたのような人が関わってくれていて、本当に嬉しいです」
と投稿しています。
Forever grateful for everything @IanWright0 has done & continues to do for me. I’d of been left with 6 months of rehab to try & fund if it wasn’t for his support. Not enough words to express my gratitude and I’m so happy we have people like you involved in women’s football🙏🏼 https://t.co/h8dvcNtlLm
— Kayleigh Mc (@Kayleigh_Mcx) April 23, 2025
The Telegraph: Sorry Eni, but you’re totally wrong about Ian Wright
2024/4/18: ストーク・シティがケイリー・マクドナルドの手術費を払うと誓う
2024年1月、モロッコでの合宿中に前十字靱帯断裂の怪我を負ったサム・カーは1年以上経った今も復帰していません。
23日のクリスタル・パレス戦前日の記者会見でソニア・ボンパストルはサム・カーについて次のように答えています
「彼女はリハビリの最中です。今シーズン中に戻れると断言できる十分な要素がありません。戻ってほしいと思いますが、断言するのは難しいです」
skysports: Chelsea: Sonia Bompastor unsure if Sam Kerr will return from ACL injury this season