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メアリー・アープス(Mary Earps)がイングランド代表を引退すると発表。
「この決断を下すのに長い時間を費やしました。軽々しく決めたわけではありません。私が身を引いて若いプレイヤーが成長する機会を与えるのにちょうど良い時です」
「国のためにこのバッジをつけて、とてつもない選手たちとプレイしたことはすばらしい栄誉と特権でした」
ユーロ開幕まで5週間の状況で下したこの決断にイングランド代表監督サリーナ・ヴィーグマンは激怒していたとテレグラフは伝えています。
「私はメアリーがこの夏、チームのために重要な役割を果たしてくれると望んでいたからとても失望しています」
メアリー・アープスは前回ユーロ優勝の立役者の1人で2023年のワールドカップでも活躍しましたが、現在はハンナ・ハンプトンが代表の第1ゴールキーパーです。プライドが高いアープスが控えに甘んじているのは我慢できないため引退したのだろうといわれています。
しかし、今週末のネーションズリーグとユーロを控えている中で代表を引退したことでSNS上では無責任だという声が上がっています。
The Telegraph: Mary Earps quits England after losing starting place
マンチェスター・シティはジル・ロード(Jill Roord)がトゥウェンテに完全移籍で加入したことを発表。
2013年にプロキャリアをスタートした古巣トゥウェンテに復帰となります。
2023年にドイツのヴォルフスブルクからマンチェスター・シティに加入し2シーズンで47試合14ゴール6アシストを記録してます。
「難しい決断でした。(オランダに帰ることを)長い間ずっと考えていたことです」
「シティが原因ではありません。クラブを愛しているし楽しんでました。でも、長い間海外でサッカーをしてきて故郷から離れているのが辛くなってきました」
「クラブに来たその日からサポーターには感謝しています。すぐにホームと感じながらプレイすることができました」
「本当にチームという感覚がありました。トップレベルのフットボールでは、どうしても自分自身に意識が向きがちです。でもシティではみんなが互いの成功を喜んで、チームとして成功したいという思いが強く感じられました」
「ACLの怪我は本当に悲しかったし間違いなく困難な時間でした。でも同時にメディカルスタッフと一緒にいた時間を本当に楽しんで過ごしました」
「今シーズンは怪我人が多く本当に運がなかった。本当に優勝できると思っていました。それくらい素晴らしいスタートでした」
「バルサ戦は私がこれまで見てきた女子サッカーの試合の中で、もしかしたらベストの一つだったかもしれません」
マンチェスター・シティ公式: Roord joins FC Twente 、 Roord: City will remain in my heart
We can confirm that Jill Roord has signed for Dutch champions FC Twente on a permanent deal subject to international clearance.
— Manchester City Women (@ManCityWomen) May 24, 2025
Everyone at Manchester City would like to thank Jill for her efforts while at the Club and wish her the very best in her future career 🩵 pic.twitter.com/HbocXDGX8l
ディズニープラスが2025-26シーズンから5年間ヨーロッパでのUEFAウィメンズ・チャンピオンズリーグの放映権を獲得しました。
日本での2025-26シーズンUEFAウィメンズ・チャンピオンズリーグの放送に関しては現時点では未定です。
ガーディアン紙ではイギリス国内で女子サッカーを視聴するにはBBCとスカイスポーツでWSL、TNT SportsとChannel 4でFAカップ、WSL2はYouTubeと(スペイン、イタリア、ドイツの各リーグは現時点ではDAZNが配信)、すべての試合をライブで視聴したいサポーターにとって複数の異なるサブスクリプションが必要になるという現状はコスト面での増加が懸念材料となる可能性について言及しています。チャンピオンズリーグは無料放送で視聴可能になる見込みですが対象試合数などは現時点では未定です。
DAZN:
「DAZNはUEFAウィメンズ・チャンピオンズリーグのグローバル放映権を持つ中で、画期的な成長を実現してきたことを誇りに思います。過去4シーズンにわたり全試合を無料で配信することで大会の認知度を高め、総視聴時間を71%増加させることができました」
ディスニープラスのEMEA(ヨーロッパ・中東・アフリカ)ゼネラルマネージャーのカール・ホームズ氏は、次のようにコメントしています:
「UEFAウィメンズ・チャンピオンズリーグのような最高峰の大会を視聴者にお届けすることは大胆でダイナミックなエンターテインメントを幅広く提供する私たちの姿勢を示すものです。女子サッカーが世界中で注目を集める中、ヨーロッパ全域のディスニープラスユーザーに対して全ての試合を追加料金なしで提供できることを誇りに思います」
Disney+: DISNEY+ BECOMES THE HOME OF UEFA WOMEN’S CHAMPIONS LEAGUE ACROSS EUROPE
The Guardian: Disney+ to enter women’s football market with Champions League rights
ブラックバーン・ローヴァーズがクラブの財政的な問題のため来シーズンのWSL2(旧チャンピオンシップ)参加を辞退することになりました。
クラブの公式サイトでの声明によると、
リーグの新しい最低ライセンス要件(完全プロフェッショナルモデルへの移行、選手との契約時間の延長、スタッフレベルの増加、それに伴う賃金コストの増加など)を満たすための資金の提供は現在の財政構造では維持できないため、と説明しています。
また、全リーグ戦をイーウッド・パークで開催したにもかかわらずホームゲームの観客数に目立った増加がなく(平均観客数は1000人以下)、試合日の商業的収益やスポンサー収入が不足していることも要因として挙げられています。
昨シーズンもレディングが財政難のためチャンピオンシップから撤退し、5部リーグに参加していましたが(2024/7/1のニュース)2年連続で2部リーグから撤退するクラブが出てしまうことになりました。イングランドの女子サッカーの規定ではリーグから撤退した場合は少なくとも2つ下のカテゴリーから再参加できることになっているので、ブラックバーン・ローヴァーズもリーグの規定により2個以上下のカテゴリーで戦うことになります。
WSLの最高責任者ニッキー・ドウセットは
「女子サッカーにとって悲しい日です。ブラックバーン・ローヴァーズの選手、スタッフ、そしてファンの皆さんのことを想うと心が痛みます。今シーズンを通じてクラブと共にこのような結果を防ぐために努力してきましたが、こうなってしまったことに非常に失望しています」
とコメントしています。
ブラックバーン・ローヴァーズ公式: Club Update: Blackburn Rovers Women
The Guardian: Blackburn forced to withdraw from WSL 2 on ‘sad day for women’s football
2024/7/4: ブラックバーン・ローヴァーズの選手たちは来シーズンを最低賃金で活動
2024/7/1: 財政難のレディング、来シーズンは5部リーグで戦うことに
レアル・マドリードのオルガ・カルモナ(Olga Carmona)が2020年から在籍していたレアル・マドリードを退団。噂ではPSGと契約するのではといわれています。
先日リヨンを退団したヴァネッサ・ジル(Vanessa Gilles)はエンジェルシティからの完全移籍でバイエルン・ミュンヘンと契約しました。契約期間は2028年までです。
アーセナルのデンマーク代表MFフリダ・マーナムが契約延長。
レアル・マドリード公式: Comunicado Oficial: Olga Carmona
バイエルン・ミュンヘン公式: FC Bayern Women sign Vanessa Gilles
アーセナル公式: Frida Maanum signs new deal