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WSLの各クラブはリーグの安定性を高めるために降格制度を廃止するという大胆な提案についてシーズン終了後に投票を行う予定です。この計画は2030年までにWSLとチャンピオンシップのクラブ数をそれぞれ12から16へ拡大することを目指しています。
2026-27シーズンから12から16チームにするため一時的に降格制度を廃止するようですが、2030-31シーズン以降に降格制度が復活する保証もないようです。
WPLLのこの提案について各クラブは慎重ながら前向きに受け止めていて全体的に良好な雰囲気だったという。
降格制度廃止が最も議論を呼ぶことになっていますが多くのクラブは昇格制度にも同様に懸念を抱いていて、複数の昇格制度に関するモデルが検討されているようです。
WPLLは2024年夏にFAから運営を引き継いで以降、スカイスポーツとBBCの間で5年契約で6500万ポンド(約123億円)のテレビ放映権を締結。さらに、バークレイズと3年間4500万ポンド(約85億円)の契約を結びました。このような成果によりリーグの拡大路線を推し進める自信を得ています。
降格制度を廃止することで、リーグはクラブがより積極的に選手を獲得・育成し、インフラが整備されることを期待しています。 その結果リーグ全体の競技レベルが向上し、より魅力的なリーグになることが期待されています。
一方で、降格制度の廃止は競争の激しさを失う可能性があることです。 一部のクラブは降格の危機感がないと投資やチームの強化に対するインセンティブが薄れるのではないかと懸念しています。
The Guardian:Women’s Super League clubs will hold vote on radical plan to scrap relegation