個人的に気になったニュースやネタを掲載
10月8日ウィメンズ・チャンピオンズリーグのチェルシー対レアル・マドリードの試合がスタンフォード・ブリッジで行われ3-2でチェルシーが勝利しました。
注目したいのは3,832人の観客数です。
ソーシャルメディア時代においてスタンフォード・ブリッジの空席だらけの画像が広がると、他のクラブがそのような光景でより挑発的な主張と共に話題になります。マンチェスター・シティは水曜日の夜に行われるバルセロナとのチャンピオンズリーグの試合を7,000人収容のジョーイ・スタジアムで完売しました。アーセナルは定期的にエミレーツ・スタジアムをチャンピオンズリーグの試合で満員にします。ソーシャルメディア時代においてこれらはそれ自体が戦場です。
チャンピオンズリーグのような大舞台には大勢の観客が必要ですが、チェルシーは昨シーズンのグループステージの前例に倣い40,853人収容のスタンフォード・ブリッジでのチケット販売枚数を5,000枚に制限しました。
チェルシーがほとんどのリーグ戦を行っているキングスメドウスタジアムの親密な雰囲気を好むでしょう。そこでは騒がしい観衆の前で試合が行われます。しかし、2,265人収容のスタジアムは昨シーズンUEFAの規定を満たしていないと判断されスタンフォード・ブリッジが唯一の現実的な選択肢として残されました。
グループステージの抽選から試合まで11日しかなかったため広告が限られること、「財政的に持続可能」なことが5000枚に制限をするという決断を下した理由である、とクラブ関係者は話しています。スタンフォード・ブリッジで5,000人以上の観客を動員するためには道路を閉鎖しなければならないためコストがかかります。
試合にはチェルシーの共同オーナーのトッド・べーリーも観戦していましたが、クラブの上層部が女子サッカーで最も成功したチームの一つに対してどのような野心を抱いているのか、特に財政的な持続可能性を追求することがさらなる成長の可能性を妨げているのではないかという疑問が投げかけられるでしょう。
The Athletic:Sonia Bompastor’s Chelsea Champions League introduction – and why Stamford Bridge was nearly empty