マリー・ハービンガーがストーカー被害に遭う

リバプールのオーストリア代表MFマリー・ハービンガー（Marie Höbinger）にSNSで性的なメッセージなどを送り、その後ストーカー行為をした男が起訴され、有罪を認めました。

ロンドンの8億円の家に住む42歳のマンガル・ダラル（Mangal Dalal）は2025年1月27日から2025年2月16日の間に、インスタグラムを通じて性的な内容を含んだメッセージや彼の携帯電話番号と郵便番号を含む一連のメッセージをハービーに送りました。また、ハービーに彼を訪ねるよう要求し、彼女に会うために試合を観戦することを示唆しました。

上級検察官のサラ・マキナニーは、ダラールが「彼女を標的にし、自分の空想を表現するために利用できる”物”として扱った」と述べました。

マキナニー氏は、彼のメッセージを「強烈で、継続的で、全く不適切」であると述べ、それが選手に「深刻な影響」を与えたと説明しました。
繰り返しメッセージを受けたハービーはクラブにそのことを伝え、クラブは彼女の安全を守るため試合のある日はセーフティオフィサーを同行させました。
しかし、2月16日、ハービーがマンチェスター・シティのホームであるジョーイ・スタジアムでリヴァプールが4-0で敗れた試合に90分間出場した際、ダラルは試合終了後にピッチサイドで彼女を待ち伏せし、セーフティオフィサーに通報されました。

検察庁（CPS）によると、警察による尋問を受けた際ダラールはマリー・ハービンガーへのストーカー行為を認めたものの、精神的に体調が悪かった、と述べました。彼はリヴァプール治安判事裁判所で有罪を認め、1月20日にウェストミンスター治安判事裁判所で判決が下される予定です。

マキナニー氏は、「ダラルの行動は犯罪的であり、公正で平等な社会では容認されません。マリー・ハービンガー氏とリヴァプールFCがダラールを裁きにかけるためにご協力くださり感謝申し上げます」と述べました。

The Athletic： Man pleads guilty to stalking Liverpool’s Marie Hobinger

DailyMail： Liverpool Women's star forced to hire a bodyguard after being stalked by millionaire