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2025/1/14

マディー・キューサックの自殺に関するFAの報告書が今週中に検視官と共有されることに

cusack




シェフィールド・ユナイテッドのマディー・キューサック(Maddy Cusack)が2023年9月に自殺したことに関してFAが2024年の1月から独自に調査をしていましたが、今週月曜日に検視法廷で行われた審問前のレビューで金曜日にFAの調査報告書が検視官に提出されるようです。

遺族は当時クラブを率いていたジョナサン・モーガン監督就任後、当時選手兼マーケティング部門のマネージャーだったマディー・キューサックがモーガン氏の威圧的な態度や言動、いじめが彼女に精神的苦痛を与えていたと主張しています。遺族はシェフィールド・ユナイテッドでの最後の7ヶ月間について7ページに及ぶクレームをまとめていました。

一方モーガン氏は通常の職場関係であったと主張し、彼女のキャリアを助けようとしたと述べています。

FAの調査はシェフィールド・ユナイテッド時代だけではなく、2018年から2019年に選手と監督の関係であったレスターシティ時代も対象にしています。

今回の件に関する審問は4月16日から行われる予定で、マディー・キューサックの両親、元チームメイト、人事部長、理学療法士などが証言する予定です。

モーガン氏は審問に先立ち、弁護士を雇うことを検討しています。

2023年12月にシェフィールド・ユナイテッドは独自の調査でモーガン氏の言動や行動に何も問題は無かったとして暫定的にチームから離脱していたモーガン氏を呼び戻しました。

2024年1月にFAは家族の主張を受け入れ独自に調査することを発表。

2月にシェフィールド・ユナイテッドは以前レスター・シティで監督だったモーガン氏が、所属チームの17歳の選手と3年近くにわたって秘密の関係にあったという証拠(提出はThe Athletic)を手に入れ、クラブはモーガン氏の立場はもはや維持できないとの結論に達しモーガン氏は解雇されました。


The Guardian: FA report into Maddy Cusack’s death to be shared with coroner this week
The Athletic: Maddy Cusack: Jonathan Morgan to give evidence at inquest into former Sheffield United player’s death

2024/2/6: シェフィールド・ユナイテッドがジョナサン・モーガン監督を解任



miss you Mads