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2026/2/13

Liga Fは前年の5倍の純利益

スペインのリーガF(Liga F)は2024-2025シーズンの決算において、当期純利益が前年度比で約5倍に急増したことを発表しました。収益は前年並みを維持したものの、収益性の高いビジネス基盤の構築が着実に進んでいることが鮮明となりました。

公開された年次報告書によると、リーガFの2024-2025シーズンにおける最終利益は15万6,782ユーロ(約2,500万円)に達しました。これは前年度の3万347ユーロから大幅な増加となります。

収益は約1,600万ユーロ(約29億円)で前年度の1,555万ユーロとほぼ横ばいでしたが、その収益構造は強固です。主な収益源は、スポンサーシップおよびライセンス収入の800万ユーロ、そして放映権販売による758万ユーロです。また、公的補助金として、スポーツ上級委員会(CSD)からの運営支援(500万ユーロ)やインフラ整備支援(250万ユーロ)、スペインサッカー連盟(RFEF)からの250万ユーロなど、計1,026万ユーロが計上されています。

リーガFは加盟クラブに対して合計1,700万ユーロの分配を行いながら、黒字幅を拡大させました。これは「各団体の財務の安定を強化し、女子プロサッカーの構造的発展を促進する持続可能な成長モデル」を反映したものだといいます。支出面では、テレビ番組制作費に239万ユーロ、審判費用に250万ユーロなどが投じられました。

また、財務の健全性を示す純資産は前年比37.8%増の57万ユーロを超え、総資産も前年の約839万ユーロから約1,300万ユーロへと大きく拡大しています。

ビジネスの成長を支えているのは、圧倒的な人気の高まりです。累計視聴者数は前シーズン比で約90%増となる670万人を記録しました。これは、RTVE(スペイン国営放送)やカタルーニャの3CAT/TV3といった無料放送枠での放映を開始し、視聴者のアクセシビリティを高めた戦略が功を奏した形です。
さらに、スタジアムへの観客動員数も前年比18%増と成長しており、プロリーグ化以前の2021-2022シーズンと比較すると120%増という驚異的な伸びを見せています。

ベアトリス・アルバレス会長率いるリーガFは、競争力や観客動員といった課題に向き合いながら着実にビジネスの土台を固めています。今回の決算結果は、スペインの女子サッカーが単なるスポーツの枠を超え、持続可能なビジネスとして確立されつつあることを証明しています。

palco23.mundodeportivo.com: La Liga F multiplica por cinco su beneficio pese a mantener ingresos en 2024-2025